2008年12月15日

クリスマス直前にみんなでエロゲーをやってみる 〜 12/22 メガネフレーム外伝 vol.3

208でやってる月に1度のアニメーションレクチャーパーティー「メガネフレーム」。今回はクリスマス直前の特別企画 vol.3。“阪神間プラモマスター”ことトミー先生がオタク文化を語る上でか欠かせない珠玉の18禁ゲーム3本をレコメンド。実はエロゲー未経験者のメガネヤさんも交えつつ、実際のプレイを通してエロゲのいろはをお伝えします。



208 SALON
メガネフレーム外伝 vol.3 〜 トミー先生といっしょ
「盛るぜ!エロゲー」

http://www.mediapicnic.com/208/archives/2008/12/megafure_gaiden_03.html

今回は外伝第3弾。パソコンの18禁ゲーム(通称エロゲー)を、神戸市某所でプラモデル講師をしているトミー先生に持ってきてもらい、みんなで一緒に208が誇るプロジェクターでプレイします。興味があるけどやったことがないよエロゲー。昔やったことがあるけどもう一度しようかなエロゲー。今やっている最中だよエロゲー。いろんな貴方(特に女子)をお待ちしています。
ちなみに避難所として桃太郎電鉄もご用意しておきます。社長気分で遊んでくださいww

開催日:2008年12月22日(月)
時 間:19:00 〜(終了予定 28:00)
参加費:1,000円(1 drink+クリスマスケーキつき)
    ※お食事・お夜食も別途ご用意しています。
定 員:10名(要予約 / 18歳以上)
引 率:トミー先生

《プレイ予定ゲーム》
「君が望む永遠」(アージュ)
「超昂天使エスカレイヤー」(アリスソフト)
・避難所「桃太郎電鉄」(ハドソン)

実はこの企画を言い出したのは僕です。Windowsユーザーには考えられないことかもしれませんが、Macにはエロゲーの文化っていうのはないんです。で、数ヶ月前ようやく生まれて初めてエロゲーをする機会があってちょっとやってみたんですけど、もうぜんぜん楽しみ方が分かんない。っていうかこれが“ゲーム”かどうかもよくわかんなかったわけです。で、そのあたりをメガネヤさんに相談したところ、たまたま横にいたトミー先生がノリノリになって今回にいたると。

本来ならプライベートなものであるはずのエロゲーを大勢で、それも大画面でやろうという話ですから、当初の目的からずいぶんズレてはきているんですが、まぁそれはそれで楽しいと思います。興味のある人は男女問わずぜひご参加ください。とりわけツンデレ属性の方などいらっしゃれば、遠巻きに「全員バカじゃないの?」とか言ってもらえるとより構造が複雑になって面白いかとw

盛るぜぇ~、超盛るぜぇ~!

19:10 | トラックバック (0) | 固定リンク

2008年12月13日

本日はパラモデルのアトリエで店番、「まちが劇場、準備中」

本日は「まちが劇場、準備中」のお手伝いでパラモデルアトリエでの展示の店番中。誰かのアトリエにひとりでいるなんてなんだかおかしな気分……ちなみにパラモデルさんにはお会いしたことすらありませんw。

Breaker Project 2008

<大阪の下町におけるプライベートプラントアーカイブ>
パラモデル(林 泰彦+中野裕介)会場:パラモデルアトリエ(山王・柳本酒店横) 大阪の下町における鉢植え・街路樹・屋上庭園をリサーチし写真アーカイブやインスタレーション作品を展示。

転載元:アー”ツクール つれズレなるまま - BreakerProject.net

場所は動物園前一番街と阪神高速をはさんで平行に走る道沿い。となりはいい感じの立ち飲み屋、その何軒かとなりにはヤクザの事務所と、なかなかこのあたりらしいロケーション。

Breaker Project 2008
いい光線出しまくりの立ち飲み・柳本商店。

展示の内容は実際に来て見てもらうとして、とにかくお客さんの面白いこと面白いこと。立地もあって来場者のかなりの割合が地元の人だったりするわけですが、もう完全にアートとかどうでもいいところから入ってきて、ものすごいところに食いついてきたり、作品なんか目もくれず喋りたいこと喋りまくったりするわけです。で、さらに面白いのがみんなそれぞれの勝手に用を済まして勝手に納得していって帰っていくこと。つまりどんな文脈のものであれ、この街ではなんでもこの街っぽいやりかたで消化(=機能)していくんだなぁと。比べちゃなんだけど何も言わずに入ってきて何も言わずに出て行くみたいないわゆるギャラリーの空気よりはずいぶん健全。なるほどな、プロジェクト出入り3日目にしてようやく今回の企画全体の趣旨が少し見えてきた気がします。

っつーか、仕方ないけどこれは分かりにくいwww

なんだかんだ言って街とアートとの関わり方っていうのは、ヤリ逃げか、腰を据えるか、その二択しかあり得ないんだろうなと個人的には思ってます。もちろんどちらにもメリットとデメリットがあるわけだけど、“地に足つけて”という意味できっとは隣の立ち飲みなんかをモデルとして考えるべきなんだろうし、実際そういうアートのあり方があってもいいよなと思います。ただそこで難しくなるのはきっと文脈そのものを伝えなきゃいけない“アート”っていう軸足のとりかたそのものだったりするのかもしれないけれど。


神吉 脩「アートによるコミュニティ活動の実践―学校・地域が元気になる!」
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23:58 | トラックバック (0) | 固定リンク

「エルマガ会議」は12月20日で決定!

『Lマガまつり』出演依頼メール《ひな形》」でも前降りしてたんですが、208企画のエルマガ休刊後の関西の文化系情報発信について話し合うトークイベントの詳細が決まりました。

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208 SHOWCASE #047
さよならLマガ、でこの先どうすんの?メディア会議


http://www.mediapicnic.com/208/archives/2008/12/showcase047.html

毎回さまざまなジャンルで活躍するクリエイターをお招きして、その活動についてお話をおうかがいする208 SHOWCASE。今回はLマガジン休刊特別外野企画! Lマガなきあとの関西文化系情報の流通と発信について、さまざまな立場のみなさんにお集まりいただき、熱く、あくまでも前向きに話し合うトークセッションです。

日 時:12月20日(土)18:00~(会場は17:30~)
参加費:1,500円(1 drink+今月の温かいお食事)
定 員:15名(要予約)
申込み:こちらのフォームよりお願いします。

《ファシリテーター》
アサダワタル(大和川レコード / 築港ARCディレクター)
岩淵拓郎(美術家 / 編集・執筆家)

「熱く、あくまでも前向きに」ってところがポイントかなと思います。

雑誌がどうとかマスがどうとかいったところで、ある意味「現場」ではとりあえずやれることやろうって話だと思うんで、そういうあたりの話がみんなでできればなぁと。すでに何人かトーかとして参加してくれるひとが決まってるんですが、某美術ライターのKさんとか、某日替わりカフェのYさんとか、某複合文化施設のHさんとか、某古本屋店主のIさんとか、なかなか面白いメンツになりそうです。

たぶん今回はけっこう人が多くなりそうなのでお早めのご予約お願いいたします。


Lmagazine (エルマガジン) 2009年 01月号 [雑誌]
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15:22 | トラックバック (0) | 固定リンク

2008年12月12日

藤浩志「BreakerProject - まちが劇場、準備中」潜入中

突然ですが本日から1週間ほど大阪新世界界隈で開催中の藤浩志さんが手がけるアートプロジェクト「BreakerProject - まちが劇場、準備中」のお手伝いをすることになりました。

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新世界・山王・飛田・太子
BreakerProject - まちが劇場、準備中


今年で6年目となる、新世界、西成(山王、飛田、太子)エリアでのプロジェクト。5月より美術家、藤浩志さんをナビゲーターに迎え、集まってきたアーティストや学生らとともに、活動エリアを散歩し、対話を重ねることで立ち上がってきたプロジェクトが、まちを舞台に展開されます。それぞれが、まちが放つエネルギーを身体で感じ、まちそのものが語りかけてくる日常の風景やその奥にある多様な歴史から「何か」を感知し、そこから様々な「非日常」が生まれていきます。タイトルにもあるように、「まちを劇場にみたててシーンをつくっていく」、また「日常の面白さをシーンとして再発見していく」ということで「まちが劇場」。そして、このプロジェクトはイベントではなく、次につながっていくプロセスとして捉え、「準備中」と続きます。あなたがここで出会うシーンは、果たしてフィクションなのかノンフィクションなのか。その虚実の「間」で、あなた自身が未来のストーリーを紡いでいくのかもしれません。さて、どんな劇場ができるのか、その現場に是非お立ち会いください。

転載元:“アー”ツクール つれズレなるまま - BreakerProject.net

以前から藤浩志さんに関しては街との関わり方とかプロジェクトのまとめ方とかいろいろ興味があって、いちどゆっくりお話したいなぁと思ってたんですが、こんなカタチでお手伝いすることになるとは。とりあえずご挨拶がてらまかないでおでんつくってみましたw

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ということで、しばらく新世界にレポートも兼ねてはりつきです。興味のある方はあそびにきてください。


新世界の路地裏
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13:41 | トラックバック (3) | 固定リンク

2008年12月05日

208、今月のイベント(訂正版)

いつも直前で不評な208のイベント案内。今月は年の瀬ということもあり、日程だけでも先にお知らせしておきます。

208 showcase #047
さよならLマガ、でこの先どうすんの?メディア会議(仮称)


日 時:12月22日20日(土) 17:00~
参加費:1,500円(1 drink+今月のシチュー)
定 員:15名(要予約)
208 salon
メガネフレーム外伝 〜 エロゲーの回(仮称)


日 時:12月22日(月)17:00~
参加費:1,000円(1 drink+お菓子つき)
    お食事、お夜食も別途ご用意しております。
定 員:15名(要予約)
208 showcase #048
忘年会 〜 グレープフルーツ©オノヨーコ in 扇町公園+お鍋、二次会は深夜のカラオケ(仮称)


日 時:12月29日(月)12月30日(火)13:00~
参加費:1,500円(1 drink+鍋つき)
    二次会(カラオケ)は別途実費
定 員:15名(要予約)

今月もいろいろ楽しそうです。

各お申し込みは15日くらいから受け付ける予定です。興味のあるイベントがある方は予定をあけておいてください。

23:18 | トラックバック (0) | 固定リンク

2008年12月04日

KANSAI SLIDERってサイト

まだぜんぜん調整してないんですが、思いつきでこんなサイト作ってみました。

KANSAI SLIDER
KANSAI SLIDER

関西カルチャーシーンの気になる話題をクリッピング。現代美術、アングラ音楽、演劇、ダンス、お笑い、伝統芸能、地域アクティビズム、土着ムーブメント、ハシゲの文化政策事情まで、ジャンルを超えてざっぱざっぱと横滑り。

転載元:KANSAI SLIDER

サイトと言ってもTumblrを少しいじっただけなんですけど、もしかしてこのあたりの話のひとつの簡単な答えになるんじゃないかなぁという模索です。

インターネットの登場により紙メディアはその役目の一端を終えたと言われています。とはいえ雑誌や新聞の方法論がそのままネットに持ち込めるわけではなく、さまざまな情報発信のスタイルやシステムが提案されつつも、いまだその移行にともなう決定的な解決策を私たちは見いだせずにいるのが現状です。

転載元:日々嘉綴 総合 : 『Lマガまつり』出演依頼メール《ひな形》

ただいま各ジャンルに明るいfollowerさん募集中。(Tumbrって何?って人はコチラ

ちなみにこのタイトルけっこう気に入ってるんですけど、よくよく考えたらみたいもんのいしたにさんとかがやってる「TOKYO DRIFT」なんていうのもあったりして、それに気づいてちょっと悔しいです。いや、まじぜんぜんパクってないし……

それはとも、まぁ今はいろいろ気づいてくれた人が面白がってくれたら今はそれでいいかんじです。万が一盛り上がったりしてしまったらドメインとったりコンテンツ増やしたりしていこうかなと。


T. Rex「The Slider」
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16:53 | トラックバック (0) | 固定リンク

2008年12月03日

株式会社南陽のCM、それもまた地域性?

福岡にある工業機械の会社、株式会社南陽のCMがなかなかイカす件。

この手の地方CMにしてはクオリティが高いすね。会社がいろんな意味でノッてた感じが良く出てます。

そう考えると関西企業のCMででこの手の空気だしてるのって伝統的にないですね。むしろ儲かってない感じとか仕事できなさそうな感じが面白いっていう、系統としてはまさにこっち。


世界の傑作コマーシャル DVD-BOX
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2008年11月30日

サントリーミュージアム「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代」

サントリーミュージアムで開催中の展覧会「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代 機能主義デザイン再考」はアート、デザイン関係なくマストでしょ。

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開館15周年 特別企画展
純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代 機能主義デザイン再考


会 期: 2008年11月15日(土)〜 2009年1月25日(日)
時 間:10:30〜19:30(最終入場は19:00まで)
入場料:大人 1,000円

転載元:http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html

「Mr.BRAUN」と呼ばれ、40年以上にわたってブラウン社のプロダクトデザイナーをつとめたディーター・ラムスの仕事とその背景や時代に関する展示。基本はプロダクト展示ですが、全体の流れとキャプション、さらに途中の映像資料なんかもあわせ、親切かつ充実した構成でした。たぶん人によっていろんな見方ができるんですが、個人的にはバウハウスについてもう一度調べてみたくなったのと、アップルのデザインは確実に20世紀のBRAUNのオマージュであることを確認しました。っていうか、フライヤーにもなってるSK4の美しさと古びなさはやっぱ異常。

sk4.jpg

今の日本のハウスデザイナーってマーケティングに縛られて体のいい仕事しかさせてもらえない(できない?)人たちって印象だとおもうんですが、元はと言えば「デザインは技術とともに生まれる」という意味でのインハウスなんだなって今さらながら思い知らされました。今のブラウンのひげ剃りとかを見て正直あまりそれが感じられないのが微妙なんだけど、こういう企業が日本でも増えたらいいのにと思うと同時に、アートに関してもそんなふうに考える企業が出てくればと……もちろんそれはアーティスト側に対しても同じことが言えるわけだけど。


Braun マルチクイック プロフェッショナル MR5550MCA
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23:59 | トラックバック (0) | 固定リンク

D40、最近はモノクロで写真を撮ってます

6月に買ったD40にもそろそろ慣れてきて、ここ最近ではモードを変えてモノクロで撮ってます。

layers of station

escalater

metro lady

tsutaya

TAMADE vs LIFE

作品で写真を作る気はないんですが、それでもいちおう露出ぐらいはいじりながら撮ってます。でもそれだけで写真の持つ印象ががらっと変わってしまうのは面白いなと。たぶん“写真”としてはどの明るさも間違いんだけど、撮った人の中には“印象”としてその答えがはっきりとあって、近づくにせよ遠ざかるにせよそこが基軸になるんだなと。で、そういうのはもしかするとモノクロだからこそよけい強く感じることなとか思ったりします。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D40 ダブルズームキット ブラック D40BWZ
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23:55 | トラックバック (0) | 固定リンク

コネクタテレビが放送100回記念でイベント、しかしよりによってwww

CATV・ジェイコムウエストのコミュニティチャンネルで放送されている文化情報番組「コネクタテレビ」が放送100回記念を記念してイベントをやるそうです。

番組放送100本記念
コネクタテレビ*イブニング 開催のご案内


2004年10月1日より、大阪のケーブルテレビ局[ジェイコムウエスト]にて放送されてきた【コネクタテレビ】。番組では、アートや文化に関わる人々の動きや現場を焦点に、独自の視点で取材したものだけでなく、アーティスト・鑑賞者・現場のスタッフなど様々な立場の人から、様々な視点で持ち込まれた番組も含め、これまで放送してきました。そしてこの度、2008年11月下旬放送分の番組を持ちまして、放送開始から4年と1ヶ月、数えて【100本目】となりました。そこで「100本記念」ということで、ささやかではありますがパーティを開催いたします。年末の慌ただしくなる時期ではありますが、皆様お誘い合わせの上ご参加ください。

日時:2008年12月24日(火)19時〜21時30分
会場:築港ARC
   大阪市港区築港2-8-24 piaNPO 308号室
アクセス:大阪市営地下鉄「大阪港」駅4番出口を出て西へ200m(徒歩4分)
参加費:無料(差し入れ大歓迎です)

《お申し込み方法》
当日、軽食をご用意いたしますので、ご参加いただける方は、下記メールアドレスに【12月15日までに】ご連絡ください。ctv@recip.jp(野添/奈良)

コネクタテレビは大阪を中心としたインディペンデントなカルチャーやアートの動きを紹介する番組で、実際いろんな意味で「テレビで流しちゃまずいだろ」的なものもとりあつかってたりします。僕も208や和歌浦のワークショップでもお世話になりました。ちなみにこれまでの番組一覧はこちら、残念ながらネットでの視聴は出来ません。

っていうか、12月24日は「年末」じゃなくて「クリスマスイブ」ですから!

まったく明石家サンタじゃないんだからwww


メンズサンタクロース
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『Lマガまつり』出演依頼メール《ひな形》

こんなん予定してますけど何か?

関係者各位

謹啓 みなさまますますご清栄の事とお喜び申し上げます。

さて、このたび208南森町では、月例で開催しておりますトークイベントの一環といたしまして『208 showcase #048 さよならLマガ、でこの先どうすんの?メディア会議(仮称)』を企画します。

ご存知のとおり、関西発の文化系情報誌「Lmagazine」(京阪神エルマガジン社刊)が12月をもって休刊することとなりました。77年の創刊以降まさに関西を代表する文化系メディアとして親しまれてきた同誌は、単に個々の情報を伝えるだけでなく、それらを大きなリージョナルな視点で捉えることにより関西のカルチャーシーン全体を支えてきたと言えます。そんな「Lマガ」の休刊は、とりわけ新しい文化を作り出すさまざまな現場において、おそらく今年最後の大きなニュースとして伝えられました。

また情報そのものの流れ方においても大きな変化が起こっています。インターネットの登場により紙メディアはその役目の一端を終えたと言われています。とはいえ雑誌や新聞の方法論がそのままネットに持ち込めるわけではなく、さまざまな情報発信のスタイルやシステムが提案されつつも、いまだその移行にともなう決定的な解決策を私たちは見いだせずにいるのが現状です。

はたしてこれからの関西の文化情報をとりまく状況はどうなっていくのか……良くも悪くもひとつの局面にあると言えそうです。

この問題に対し208は、さまざまな立場の方々を交えたディスカッションを通して関西の文化情報発信の新しい可能性について考える会の開催を予定しております。アート、演劇、音楽、映像、ファッション、オルタナティブスペース、地域アクティビズム……そしてそれら関西カルチャーシーンを自由に横断するみなさん、ジャンルを問わずこの問題に興味のある方はぜひご参加ください。そして「Lマガ」なき後の関西の文化とその情報発信のあり方について一緒に考えてください。

208 showcase #048
さよならLマガ、でこの先どうすんの?メディア会議(仮称)


日  時:12月20日(土)19:00〜
会  場:208南森町
定  員:15名
参加費 :1500円(1d + パスタ付き)

興味ある方はご一報ください。


Lmagazine (エルマガジン) 2009年 01月号 [雑誌]
B001KP1I0U

22:09 | トラックバック (2) | 固定リンク

2008年11月28日

本日はメガネフレーム、俺なりに言えばアニメの中に絵画的な「それ」

本日は19:00からメガネフレームです。



208 SALON
メガネフレーム vol.23
「かんなぎ」のオープニングがよく出来てるもんで、つい…。


http://www.mediapicnic.com/208/archives/2008/11/megafure23.html

開催日:2008年11月28日(金)
会 場:208南森町
時 間:19:00 〜(一部終了予定 23:00)
参加費:1,000円(1 drink+ポップコーン つき)
    ※お食事・お夜食も別途ご用意しています。
定 員:10名(要予約)

《解説予定作品》
・劇場版「エースをねらえ」
・かんなぎ OP&1話
・秒速5センチメートル 1話
・魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 1話 ほか

「かんなぎ」のOPについては以前も書きましたけど、背景の上でキャラクターを動かすっていういわゆる2階層的なアニメーションからの脱し方が、ある意味分かりやすいモデルケースとして示されているような気がします。それはつまり“絵画的”と言い換えてもいいような話で、その点ではそっち系のみなさんにも来てほしいなと思ってたりするんですが……ってメガネフレームはもともとそういう趣旨でもあったわけですがw

ということで本日19:00、208でお待ちしております。


かんなぎ ナギ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)
B001JEQ5C8

17:00 | トラックバック (0) | 固定リンク

2008年11月27日

ハリウッド版「鉄腕アトム」、とりあえず何点?

10月に放送されたNHKスペシャル「日本とアメリカ 第2回 日本アニメ vs ハリウッド」で紹介され、日本中の手塚チャイルドを恐怖のドン底に陥れたハリウッド版「鉄腕アトム」の映像ついにお目見え。

Gizmodo Japanのアンケートを見る限り一般的には圧倒的に「ナシ」って感じみたいですが、個人的に折衷案としてはすごいバランスだなと思います。もしこの結果を責めるならハリウッドなんかにアトムを作らすことを許した手塚プロを責めるべきかなと。

Nスペを見られた方をご存知だと思いますが、ハリウッド化にともなうアトムのキャラクターデザインの変更はリサーチの結果を反映したものだそうです。つまりオリジナルのアトムをベースに頭身や年齢のバリエーションをつくって「どれが一番おもしろそう?」と聞いてまわった結果、オリジナルはすべての年齢に対して「幼稚にみえる」という結果が出たと。で、その先は手塚プロとハリウッド側の間でお互いが納得できる着地点を探す作業だったんでしょう。そういう経緯を考えるとまぁなかなか絶妙な決着だなぁと。ま、それが誰にとってよかったのかというのは別の話ですけどね。

あとアトムに関しては人格設定ですよね。「イーッヒッヒッヒー!」がもはやマリオにしか聞こえないというのはともかく、とりあえずアトムはアトムでいてほしいなと。


ファーストインプレッション 50点


NHK特集 手塚治虫・創作の秘密 [DVD]
B001DRTVXQ

17:47 | トラックバック (0) | 固定リンク

2008年11月21日

アートレポート会「横トリへ行ってきました」

正直「興味がない」とまでは言いませんが、あんだけ「盛り上がってます!」な空気出されると意地でも行きたくなくなるんですよ!

それはともかく、「神戸でアートに抱かれた女」こと渡邊千穂が「横トリレポートの会」を208にお持ち込み。同じビエンナーレと名のつく事業に携わる者として、まぁいろいろと思うところがあるんだと思います。ある種の東西の温度差も含めて、横浜トリエンナーレの報告&意見交換会。もちろん行ってない人も参加可能。

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208 SPECIAL
アートレポート会「横トリへ行ってきました」


http://www.mediapicnic.com/208/archives/2008/11/yokotorireport.html

2008年、3回目をむかえた横浜トリエンナーレ2008へ行ってきました。行く前から賛否両論、意見をもらいつつ、自分の目で見て来ましたよ。ということで、現在神戸ビエンナーレの事務局スタッフを勤める渡辺智穂が、アート好きだけではない、運営目線でも横トリ+Bankart+黄金町バザール他もろもろをレポートします。他の人の意見もお聞きしたいので、ぜひ行った方もそうでない方も、おしゃべりしに来てくださいね。撮影してきた写真やカタログをそろえて、お待ちしています。

日 時:2008月11月24日(月・祝)15:00~
定 員:15名(要予約)
料 金:500円+1ドリンク
レポーター:渡辺智穂
申込み:こちらのフォームよりお願いします。

《渡辺智穂 プロフィール》
1979年新潟生まれ。田舎育ちの後、美術系短大進学をきっかけに関西へ移住。2000〜2008年まで神戸のアートNPO法人C.A.P.の常勤スタッフとして過ごす。2008年6月より、神戸ビエンナーレ組織委員会事務局勤務。市民参加のボランィアグループ「神戸ARTサポーターズ」担当。アートNPO勤務から行政勤務へと、我ながら変な経歴だなぁと思いつつ、現代アートを広く人々に認識、体験してもらうためにはどうしたものかと思いながら、日々精進中です。


ART iT (アートイット) 2008年 07月号 [雑誌]
B001BPMYHU

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2008年11月16日

今週末は『世界ミルマニア紀行 2008』

“mika (叶)”こと写真研究者・小林美香帰国記念。っていっても今パリにいるらしいけどw。

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208 SHOWCASE #046
小林美香の世界ミルマニア紀行 2008
~ ニューヨーク・サンフランシスコ・パリ編


関空発、ニューヨーク経由、サンフランシスコ行き。
2007年秋、金にまみれたNYアート界に抱かれるべく1人旅立った女が、なぜかサンフランシスコの波に抱かれて帰ってきましたYO! 湿り気たっぷりのセクシィボイスでポットキャスト界をピンポイントに魅了した“mika (叶)”こと写真研究者・小林美香がお届けする13ヶ月間のアメリカ滞在報告会。涙あり、笑いあり、濡れ場なし。見ることに取り憑かれた女(=ミルマニア)が繰り広げる「人生」という名の珍道中。さらに今月13日からパリで開催されるヨーロッパ最大の写真アートフェア「Paris Photo」の最新レポートも。

日 時:11月22日(土)19:00~(トークは20:00~)
参加費:1,500円(1 drink+今月のパスタ)
定 員:15名(要予約)
ゲスト:小林美香(写真研究者)
申込み:こちらのフォームよりお願いします。

《小林美香 プロフィール》
写真研究者/翻訳者。各種学校/機関で写真に関するレクチャー、ワークショップ、展覧会を企画するほかに、2007年9月から2008年6月まで、ニューヨークの国際写真センターにて開催された『Heavy Light: Recent Photography and Video from Japan』展で、キュレトリアル・アシスタントとして、展覧会企画準備全般の業務に従事する。2008年6月から9月までサンフランシスコ近代美術館で 日本の写真コレクションのリサーチに携わり、テクストの執筆、レクチャーを行う。著書『写真を〈読む〉視点』のほかに、英日の翻訳/執筆経験も豊富。

転載元:208 : 208 SHOWCASE #046 小林美香「世界ミルマニア紀行 2008 ~ ニューヨーク・サンフランシスコ・パリ編」

久しぶりに聞き手やります。どういう切り口がいいかいろいろ考えたんですが、せっかく208でやってもらうので、普通に土産話的な内容のことを聞ければと思っています。お楽しみに。


小林 美香「写真を“読む”視点」 (写真叢書)
4787272004

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