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[コーネリアス in 西部講堂] 高木正勝を観てきたよ!

2007年04月11日 | 音楽 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

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THE CORNELIUS GROUP "SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW" レポ第1弾。高木正勝を観てきました。彼に関しては、「toner」の映像つくった人、音楽も器用にやっちゃう人、どちらかといえばちょっとキモめwな感じの人……っていうぐらいの予備知識。もちろんライブ経験もなし。

編成はピアノ2台と女性ボーカル2人。思ったより突然始まった、ライブというよりはコンサートというほうが似つかわしいしっとりとした旋律。今回のライブ全体がどういうものであるかを予感させるようで(実際終わってみれば全然ちがう印象だったけど)、純粋にオ−プニングアクトとしてとても良いはじまりでした。音的には2台のピアノがさりげなく複雑に絡み合いながら、それでいてコンセプチュアルな感じはまったく感じさせず、あくまでも情緒的。それに一目で彼の仕事だと分かる質感(これ凄く重要!)の映像が加わり、映画でもPVでもBGVでもない持続する「シーン」のような印象……あぁ、これ純粋に気持ちいわぁ。

「Toner」を観た時にも思ったことだけど、高木正勝の映像ってある意味ほんとうに分かりやすく《アート》として機能するんですよね。つまり感覚的に気持ちがいいっていうか、頭を介在しないっていうか。それでいてけっして快楽的ではなく、むしろ僕らが《詩的》と呼んでいるものに近いものの上に成り立っているような気がしました。それにしてもこんな映像つくってなおかつこんな音楽もやるっちゃうなんて、本当に器用な人です。

うーん、やっぱりDVDがほしくなるなぁ。

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