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サイクロン掃除機を買ってみた、見えないものが見えるようになること

2009年11月24日 | ブログ | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

先日めずらしく自宅に1週間くらいこもって仕事してたんだけど、たまにそういうことすると普段やってない家のことが気になって気になってしょうがない。で、まぁ仕事の合間に窓吹いたり電球変えたりなんだか大晦日みたいなことしてたんだけど、最終的にはテンションがあがってサイクロン掃除機買ってしまいました。って言っても6万も7万もするダイソンみたいなのじゃなくて、値段の割にはかなり使えると評判のツインバードのYC-T008GR。

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ツインバード デュアルドラムサイクロン フレッシュグリーン YC-T008GR

正直自分がこんな前のめりな気分で掃除機を買うなんて一度も考えたことがなく、逆にそれが新し過ぎて、ポチッとやってから届くまではかなりwktkでした。まぁ、それはさておきそもそもサイクロンってなんなんですかという話。

本来、サイクロンとは1886年にアメリカのモース(M.O.Morse)によって発明された粉体分離方式を指す言葉で、原理はコーン状の筒の中で空気を回転させ、遠心力によって空気と粉体を分離するものである。この方式を1983年にイギリス人の発明家ジェームズ・ダイソンが掃除機に応用した。以来、ダイソンの掃除機が著明になった影響で、サイクロン方式といえば、まずダイソン社の掃除機のことであるとされることが多くなった。(略)一方、モースのサイクロン粉体分離方式を使わない掃除機も、サイクロン方式と呼ばれることが多いが、吸い込んだ空気を回転させて、大きなゴミや砂などを分離させているので、サイクロンの名が付いても不思議ではない。多くは蛇腹になったフィルターを使用するなどして効率を上げており、吸込仕事率は紙パック方式とほとんど変わらないものもある。

転載元:掃除機 - Wikipedia

で、いろいろ調べていくとサイクロン方掃除機には実際に使う上でいろいろとめんどくさいことがあるがとのこと。

・サイクロン方式やダイレクト集じん式は紙パック方式に比べて吸込力の低下が早いものが多かった。また、サイクロン方式は掃除性能が他の方式に比べ低めの銘柄が多かった
・ごみをかなり吸ったあとは、ほとんどの銘柄で掃除性能の低下が見られた。また、板床上の小麦粉をきれいに吸い込めない銘柄があった
・回転ブラシの安全対策がされていない銘柄があった他、フィルターを水洗いする銘柄は乾燥までに時間がかかるため、残った水分がモーターに吸い込まれる可能性があった
・使用時に発生する騒音が78dBとかなり大きな銘柄があった
・吸込仕事率はどの銘柄も、表示値に対する許容範囲(−10%以内)に満たなかった
・サイクロン方式の掃除機は手入れに手間がかかり、集塵容量が紙パック方式に比べて少なかった

転載元:サイクロン方式の掃除機(商品テスト結果)_国民生活センター

このあたりをいろいろ考慮した結果として、最終的にはamazonのカスタマーレビューを見てツインバードにしたんだけど、実際に使ってみて正直かなりビビった。

DSC_0020

な、なに、このホコリの量www

たぶんこれ、丸めて猫とかに食べさせたら確実に死にますよっていうレベル。「こんなホコリだらけの中で暮らしてたなんて!」とかノイローゼ気味の主婦みたいなことも言ってみたくなりました。ちなみに上の写真はカーペットの15畳くらいの部屋と6畳くらいの床ばりのダイニングかけた状態。そもそも掃除機でどれくらいゴミがとれてるかなんて見たこともないので、ツインバードがスゴいのか、それとも掃除機がスゴいのか、それともこんだけホコリが溜まってる我が家がすごいのかよくわかんないんだけど、まぁなんせちょっとビビった。

ただまぁ、YC-T008GR自体もたぶんそこそこ悪くないんだと思います。「サイクロンとしてどう」みたいな話は比較対象がないのでできないけど、もう20年くらい使ってきたElectroluxのバカでかいやつに比べると吸引力は確実に強いし、タービンブラシもよくまわってるし、大きさも重さもまぁそんなに気にするほどでもない感じ。ゴミ捨ても、まぁたしかにパック式にくらべれば頻繁に捨てる必要はあるだろうけど、そんなに大変じゃない。ってか、やっぱゴミが見えるってのが心理的にデカいわ。掃除してて楽しいもんw

見えないものが見えるようになる。まぁ、これがデザインでもアートでも基本なんやろね。


ツインバード 家庭用クリーナー デュアルドラムサイクロン フレッシュグリーン YC-T008GR
B001QHE6TC

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