2006年09月27日
「フラガール」
2006 日本
監督:李相日
製作:李鳳宇、河合洋、細野義朗
脚本:李相日、羽原大介
音楽:ジェイク・シマブクロ
出演:松雪康子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代(南海キャンディーズ)
オススメ度:★★★★
映画を見終わるまでしらなかったが、これは実話だそうだ。舞台の常磐ハワイアンセンターは、今は名前を変えてスパリゾート・ハワイアンズ。ウェブを見る限りまったく時代遅れな感じない。へぇ、ちゃんと経営するってこういうことなんだなぁ。
それはともかく、映画の方も悪くない。レイトショーで1200円払って見る分には十分に納得。
まずキャスティングがいい。アイドル・蒼井優を中堅がガッチリ支え話題作りにしずちゃん……という構図は安易なようで、実はこれが具合に適材適所。先生のわりに踊れない松雪康子はそれはそれで骨細な街の女を演じるによかったし、しずちゃんもあくまでもしずちゃんのまま妙なハマり方で楽しかった。そしてなにより蒼井優がメチャクチャにいい。物語が進むにつれて少女から女に変わっていく表情と、エンディングに待ち構える気合いのフラダンス! あれを大画面で体験できただけでも映画館で見た価値はある。
ちなみにエンディングのダンスシーンは撮影・音響などのスタッフワークの部分でもテンションは高い。
気になったのはくどい脚本。基本がコメディー(?)なのに、あまりにも泣かせよう泣かせようとするポイントが多すぎて鼻につく。いや、もちろんそれでもそれなりに持っていかれて涙も流すのだけれど、だからと言って泣ける映画がいい映画というわけでもない。
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2006年01月09日
「皇帝ペンギン」
2005 フランス
監督・脚本:リュック・ジャケ
ナレーション:ロマーヌ・ボーランジェ、シャルル・ベルリング、ジュール・シトリュック
オススメ度:★★★
どう転んでも差し障りがないという点において、動物系ドキュメンタリーは作り手の悪意のようなものが浮き彫りになりやすい。しかし本作で浮き彫りとなったのは、むしろフランスという国の持つ詩的な垢抜けなさだ。ストーリー全体を包み込むような甘ったるいナレーションに、想像力を吹き飛ばすほどに違和感たっぷりのBGM…。
まぁ、それはそれとして映像的には撮影・編集ともに素晴らしい。観ているうちに体が本当に冷えてきた。
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2006年01月08日
「スチームボーイ」
2004 日本
監督:大友克洋
声優: 鈴木杏、小西真奈美、ほか
オススメ度:★★★★
さんざん長い間待たせたわりに世間的には酷評だった本作について、自分はかなり好意的な見方をした。なんといっても「AKIRA」をリアルタイムで10回以上観たのだ。どうしたってひいき目にならざるを得ない。もちろん「映画」という観点から冷静に判断すれば、それは確かに駄作だ。しかしこれは映画である以前に「OTOMO作品」であるということをお忘れなく。
一般的な評価通り、やはりストーリーテーリングは破綻している。とりわけスチーム城を舞台とした後半のドタバタ劇は、もはや物語とは完全に分離したテンションで進行し、そこに積極的に乗っていけなければ笑いどころすらない。「AKIRA」を体験していない世代には相当に辛い内容である。しかし、何度も言うが、あの「AKIRA」をつくった「OTOMO」の作品だ。設定が肥大化し、物語の枠を突き抜けて、作り手の偏執狂的なテンションだけが浮上してこそ、この作品には意味があるし、それこそを「大友らしさ」だと暖かく拍手を送るのが正解だろう。
あまり触れられることはないが、鈴木杏と小西真奈美の声優としての可能性も見所である。
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2005年12月28日
「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
2001 日本
監督:原恵一
オススメ度:★★★★
物語を追っていくという作業に対しまだ未成熟な子供にとって映画がどのような「質」を保つべきかはいささか難しい問題だ。それは純粋な娯楽であると同時に、それを作ったり見せたりするする「大人」からのメッセージである。
「映画版クレヨンしんちゃん」シリーズについての噂は以前から知人より耳にしていたが、実際に見るのは今回がはじめて。てっきりアニメーションとしての完成度を期待していたのだけれど、なにをなにを、完全によくできた「映画」である。昭和にワープな設定もいいが、とにかくストーリーがよくできていて、その中に生きるキャラクターたちも血がかよう。子供に付き添った親たちが思わず涙したというのも納得だ。だからといって決して子供たちが取り越されるようなものでもなく、あくまでも「クレヨンしんちゃん」という本筋を守りながら。子供映画としての派手さもしっかり盛り込まれている。
これをリアルタイムに映画館で見た子供たちが、大人になって見直した時に、その物語の深さと作り手の高い意識に気づく。そういう意味で本作は非常に良質だ。
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2005年12月08日
「エレファント」
2003 アメリカ
監督:ガス・ヴァン・サント
オススメ度:★★★
1999年に起きた米コロラド州コロンバイン高校の銃乱射事件をモチーフに、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のガス・ヴァン・サント監督が、事件が勃発するまでの高校生たちの一日を淡々と描いた青春ドラマ。2003年カンヌ国際映画祭でパルム・ドールと監督賞をW受賞。
「淡々と」が売りの映画だが、いささか「淡々としすぎ」であるように感じた。学生の日常生活が切り取ったように描かれていくのだが、はっきりいって前半はほとんどといって何も起きない。時間軸がちょっとずつずれていくような「メメント」的構成が今イチ効果的でないのも、原因はその「淡々さ」にあると感じる。構成を複雑にするのであれば、せめてそれぞれの伏線の接点はもっと映画的に描いてほしかった。ただこうした指摘を十分に理解した上でのこういう作品なのだということも十分に理解でので、つまるところ「そういう作品」であるということだろう。
個人的には、完全に見るタイミングを誤ったのが悔やまれる。かといってもう一度見たいかと言うと正直そうでもない。
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2005年12月06日
「笑の大学」
2004 日本
原作・脚本:三谷幸喜
監督:星護
出演:役所広司、稲垣吾郎
オススメ度:★★★★★
これぞ和製シチュエーションコメディー。大爆笑!といった感じの作品では決してないが、落語のような「クスッ」「ニヤッ」感が全体を包み、とても良質で心地よい。主演をつとめる2人はその実力とキャリアが正反対、コントラストが実に面白い。とりわけ役所広司の演技は文句のつけようがないほど完璧で、笑いに目覚めていく検閲官を見事に演じきっている。
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2005年07月07日
「スーパーサイズ・ミー」
2004 アメリカ
監督:モーガン・スパーロック
配給:クロックワークス、ファントム・フィルム
オススメ度:★★★★
「華氏911」でも思ったことだが、アメリカという国で生きる人々はどうやって民主的希望を持ちうるのだろうか。意識することすら難しいほどにすでにそこにある強大な商業主義と、そのことによってしか動かされることのない政治力。逆説的だが毎日ハンバーガーでも食ってなきゃやっていけないのかもしれない。
ドキュメンタリーとしても、エンターテイメントとしても、そこそこバランスの良い映画である。全体の構成がしっかりとしていて、ひとつのストーリーとして純粋に楽しめる。監督のモーガン・スパーロックは心身ともにそれほど「色」を感じさせない人物で、マイケル・ムーアのように個性でストーリーをひっぱっていくタイプではない。しかしだからこそある種のプロパガンダ性からちょうどいい距離が保たれているように感じられるし、結果的に私たちは作品そのものではなくそこで扱われるテーマについて考える気になるのだ。
この映画で扱われるマクドナルドはアメリカ的商業主義を語る上での象徴であり素材でしかない。結局のところアメリカ人はこの映画の中で暴かれたような極めて戦略的で無意識的な影響下の中で暮らしているということである。もはや誰もが知っていることだと思うし、それに対する有効な解決策などなかいのかもしれないのだが、やはり事実を突きつけられたことのショックは大きい。それもその事実が「肥満」「肝機能障害」「躁鬱」などという非常に身近な内容であるというのも説得力がある。ただ冒頭で触れたように、これを知ったところで果たして彼らには何らかの打つべき手が見つかるだろうか? むしろ一事が万事その調子であると状況を悲観したとき、「もういいや」と全ての問題を投げ出してマクドナルドに向かう可能性の方が大きくはないだろうか? アメリカ人のようでアメリカ人でない日本人の私はそんなふうに思うのである。
「とにかく知ってもらうことが大切」 以前、劣化ウラン弾をテーマとしたドキュメンタリー映画「ヒバクシャ」の監督・鎌仲ひとみ氏もそんなふうに言っていた。もちろんそのことは重要であるし、全てはそこからしかスタートしえない。しかしそこが問題解決の到達点ではないことも事実だろう。だとすればそこがドキュメンタリー映画、もしくは表現の限界なのか。そこから先に進むためには小林よしのりやムーアのように直接行動をおこす以外に手はないのか。だとすれば表現とはそもそも実効性を伴わないものなのか。それこそ投げ出すようなモノ言いでもうしわけないが、私にはあまりに問題が大きすぎてまだ分からない。それでも知ったのだから考えることは続けていこう。
ちなみにこの批評を書く前日に、最初の問いに対する具体的な解答が知人からあったので記しておこう。「大丈夫。西海岸と東海岸に住む一部のアメリカ人以外はみんな牛みたいなもんだよ」 あー、けっきょくそこかよー!!!
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「デイ・アフター・トゥモロー」
2004 アメリカ
製作・監督・脚本:ローランド・エメリッヒ
出演:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム、エミー・ロッサム
オススメ度:★★
「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督による、異常気象パニック大作。背景はド派手だが、内容的には単なる親子モノ。設定などもずいぶんいい加減で、そのあたりが気をしだすとまるで楽しめない。むしろ映像だけで乗り切るのが○で、特にNYが津波に襲われるシーン等はCGだと分っていてもなかなかショック。妙に思わせぶりなエンディングは少し意味が分からなかった。
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「ハウルの動く城」
2004 日本
原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
監督:宮崎駿
出演:倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏 ほか
オススメ度:★
PIXERの「Mr.インクレディブル」と迷いに迷ったあげく見に行ったがもう完全に大誤算。基本のストーリーテーリングの部分が無茶苦茶で、娯楽作品としてまったく成立していない。なんだかんだ言ってもそれなりに楽しめるミヤザキ作品の中にあって完全な駄作。さらに宣伝力の強さで押し通そうとしているのがミエミエで、この点では「CASSHERN」と大差なし。金がかかっている分まったくタチが悪い。
とにかくストーリーがまるで掴めない。もしかすると原作を読んでいればそれなりに理解できるのかもしれない。もちろんそういう映画があっても悪くはないと思うが、娯楽作品としての売り方をするのであれば物語を分かりやすくすることは最低限の義務であるように思われる。なにせ子供たちなけなしの小遣いを払って見るのである。そのあたりの誠意がまるで欠けている。どうした、ミヤザキ?
またキャラクターの設定が弱いのが気になる。主人公であるソフィーもハウルも最後の最後までいまいちキャラが定まらない。ハウルの弟子・マルクルや火の悪魔・カルシファーも重要な立ち位置にもいながらいったい何者であるのかがはっきりしない。美輪明宏演ずる荒野の魔女もさすがにもう飽たというのが印象。あ、ちなみにハウル役の木村拓哉は思ったよりもずいぶんマシで、ギリギリ合格点といったところ。
ただし評価できる点もある。たとえば映像表現の部分では、単に金をかけたということではなく、あらたな試みがいい形で実現されている多かった。ほとんど数種類のパターンを忠実に受け継ぐ日本アニメーションにおいて、トップでいながらなおも新しい表現に挑戦しようという同氏の心意気は十分に感じられた。
ただそういった部分を考慮しても、作品として決して評価できるシロモノではない。ネット上で見た感じでも一般評価もかなり厳しいようである。しかしその反面で大絶賛する連中も決して少なくない。はぁ? いったいどこをどう見ればそんな評価がだせるというのだろう。 既存の宮崎ファンなのか? それとも単に節穴なのか? いずれにしても作品そのものを冷静に判断できる「良き消費者」であってほしいものである。
ちなみに帰りに電車の中で、偶然にもハウル帰りの女子中学生2人組に遭遇。1人が重い口を開き「言いにくいけど、やっぱり今回はちょっとイマイチやったわぁ」と告げた。えらい!
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2005年06月29日
「電車男」
2005 日本
監督:村上正典
出演:山田孝之、中谷美紀、国仲涼子、佐々木蔵之介 ほか
オススメ度:★★★
言わずと知れた、2ちゃんねる発・美女とヲタクの純情初恋物語。
タイミングを逃すまいと撮り急いだ感はあるものの、思ったよりはずいぶんマシなのは、山田孝之の滑稽でありながらも切迫した演技のせいだろうか? 中谷美紀はあいかわらずきれいなお姉さんで、もちろん美化されているとはいえ、エルメスに対する想像をいい意味で掻き立てる。
内容的にはオリジナルを忠実に再現しようとしたためいくらか無駄なシーンが目立つ。ヲタク3人組の戦闘シーンなどはもうすこし熟考すべきだったかもしれない。とはいえ、ネットの上でテキストを中心に繰り広げた世界をこれまで無理なく映像化した点(特に絵文字のあつかいがなかなか面白い)は十分に評価できる。ネットという部分の親近感で若干ひいき目で見れば十分に楽しめる。
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2004年12月29日
「ターミナル」
2004 アメリカ
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス ほか
オススメ度:★★★
本当に「可もなく、不可もなく」。取り立てつまらないわけでもないが、取り立てて面白いわけでもない。設定の面白さを除けばストーリーにそれほど魅力があるわけでもなく、かといって全くないわけでもない。なんとなく見始めて、1時間半後になんとなく終わる。そんな印象。よって残念ながらそれほど書くこともない。
ただひとつ興味深かった点は、この作品の持つ映画特有のスケース感だ。あまり考えたことがなかったが、映画のスクリーンと空港のターミナルは共に人の身の丈に対して心地よくデカいという点において相性が良いようだ。観賞後になんとなく本当に空港にいたような感覚にはなる。このあたりがスピルバーグ品質なのかもしれない。
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2004年08月14日
「タクシードライバー」
1976 アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ポール・シュレイダー
音楽:バーナード・ハーマン
出演:ロバート・デ・ニーロ、ジョディ・フォスター、シビル・シェパード、 ピーター・ボイルほか
オススメ度:★★★
予想以上に脈絡のない映画。いや、そうではない。問題は時代性である。カンヌ映画祭グランプリほか数多くの賞に輝いた名作であるということを前提にして考えれば、今さら「現代都市に潜む狂気と混乱」などと分かりやすい言葉を並べたてたところで理解はほど遠い。70年代のニューヨーク、そこで生きるベトナム帰りのタクシードライバー。このことことの持つ意味の大きさを知らなければ、おそらくこの映画の持つおもしろさは見えてこないのだろう。もちろんこれも推測にすぎない。
時代性を逃れない全ての表現はある種生ものであるわけで、当然リアルタイムでみるのが一番いいのは言うまでもない。とりわけ映画というそれ自体がメディアとしての広がりを持つ形態であるならば当たり前のことだ。だからわれわれはその時期を外して後に作品と向き合う場合、多少なりとも時代性に対する態度を問われる。あえてここで「態度」とと言ってみたのは、例えば小西康陽のように時代の差異をそのまま受け入れて消化するようなスタンスもあり得るからである。実際、本作は表層的な部分だけすくいあげてオシャレと言わしめるような側面も持っていて、下手するとリバイバル・ファッション的な視点で受け取ることも可能である。ただ実際のところわれわれは、作品がそもそも持っていた意味なり価値を知ってみたいと願うわけであり、一鑑賞者としてはなかなか小西氏にはなれない。難しい点ではある。
なお、これが遺作となったB・ハーマンのスコアがかなり効果的に使われている点は特筆に値する。
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2004年08月01日
「ゲロッパ!」
2003 日本
監督&脚本:井筒和幸
出 演:西田敏行、常盤貴子、山本太郎、岸部一徳 ほか
井筒和幸監督は初めての鑑賞。微妙に安い脚本と役者が完璧で、良質な日本の大衆映画といった感じ。テレビで管を巻く同監督に対して実のところそれほどいい印象は持っていなかったが、その安さがただの安さでないことを知る。他の作品にたいしても十分興味をそそらせる。
このところ役者としての幅が急激に広がりつつある西田敏行はチンピラの親方がまるでハマり役。相方役の岸部一徳ともいいコンビだ。山本太郎は相変わらず素がよく栄える。
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2004年07月19日
「イナフ」
2002 アメリカ
監督:マイケル・アプテッド
製作総指揮:E・ベネット・ウォルシュ
脚本:ニコラス・カザン
出演:ジェニファー・ロペス、ジュリエット・ルイス 、テッサ・アレン ほか
オススメ度:★★
いわゆるDVモノ。サイコサスペンスかと思いきや後半はアクションまっしぐらで少し大意表をつかれたが、ストーリーそのものには新しさが感じられなかった。細かい設定が甘くて不可解に思う点もいくつかあったが、まぁそれはエンターテイメントというころでよしとすることにしよう。
主役のジェニファー・ロペスはハマっていてなかなか。暴力亭主役のビリー・キャンベル と主人公の元恋人役のダン・フッターマンが微妙にかぶるところが気になる。
なんとなくビデオを借りてサラッと見るにはいいかもしれないが、映画館で2時間近く腰をすえて見るのはすこしむずかしい。
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