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Tumblrで費やした時間をむなしく感じてしまう貴方へ

2008年01月29日 | インターネット | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

共感してもらえるかどうか分かりませんが、最近Tumblrを使っててこういう感覚に陥ってしまうことがあります。

自分がタダの水道管のように思えてくる。

080129_tumblr.jpg

まぁある意味Tumblrの面白さはそこにあるわけですが、どうもそれだけでは満足できない自分もいるわけでして……。

個人的な解釈として、Tumblrは情報の「編集」と「消費」が同時に行われる仕組みだと思っています。もちろんいろんなサイトをくまなく巡回して良質な画像やテキストを大量にクリッピングするユーザーとそれをただreblogするだけのユーザーの間には大きな隔たりがあります。しかし「編集」と「消費」が同時に行われるという意味では、彼らがやっていることは基本的にかわりがないわけで、むしろそこでの情報の流れがスムーズになればなるほど、画像やテキストを作った人の価値が上がっていく。そう、Tumblrには「創作」した人が(おおよそ)いない。

つまり私たちがどれだけの多くの時間を費やして何枚ものセクシィな女性の写真をreblogしたとしても、それは何ひとつ「創作」したことにはならないわけです。 もちろんわざと煽り気味で書いていることをご了承くださいw

このことに物足りなさを感じるかどうかははっきり言って人それぞれだと思うんですが、僕はやっぱそれだけだとなんとなく空しくなってきてしまうんですね。もちろん水道管になる気持ち良さっていうのを認めた上でなんですけど、「日々嘉綴 未満」を少なからず自分が運営するひとつの独立したコンテンツだとかんがえるとやっぱそれだけじゃつまんなくなっちゃう。

そこで、まぁそれほど大した解決策でもないんですが、たまにはFlickrから自分が撮影したお気に入りの写真でもクリップしてみることにしました。

まぁ、みんながこぞってreblogするような画像じゃないかもしれませんが、僕にとっては大切な名場面ですw あと、やっぱreblogした時にちょこっとコメント入れるのも悪くないような気がしてきました。


水道管ゲーム
B0002U3GLI

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