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今年のコモンズフェスタ、テーマは「減災の身体性」

2009年01月09日 | 関西/大阪アートシーン | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

2006年秋の個展でもお世話になった大阪市天王寺区のお寺「應典院」で毎年開催されるお祭(?)『コモンズフェスタ』が本日からスタート。今年のテーマは「減災の身体性」……って、また渋いところを!!!



コモンズフェスタ2008/2009
テーマ:減災の身体性~見慣れたものに、未知なるものを再発見する。

http://www.outenin.com/otc/projects/commons2008.html

会期:2009年1月9日〜25日
会場:應典院(大阪市天王寺区)
そこで、阪神・淡路大震災から14年目を迎えた今、災害という非日常から、日常生活を見つめ直す視点があるのではないか、と改めて問題提起を行います。そして、日常生活を丁寧に見つめることで、改めて非日常の場の有り様、在り方が見えてくるのではないか。事実、デザイナーの原研哉は、著書「デザインのデザイン」のなかで、「新奇なものをつくり出すだけが創造性ではない。見慣れたものの中に未知なるものを再発見できる感性も創造性である」と説いています。そこで、今年度のコモンズフェスタでは、「減災」の視点から、日常と非日常はいかに接続しうるのかについて着目します。

今年の目玉はなんといっても元ダムタイプの小山田徹さんの展示「減災のブリコラージュ」と、9日から12日まで行われますremoの「超日常の風景〜Ultra Ordinary View」、でもって11日のタミヤリョウコ(a.k.a. 田中課長@208)のWS「あなたとわたし、いつもとちがう回路でつないでみる」あたり……ってもういろいろあり得ない組み合わせwww。

檀家もいなけりゃ葬式もせず、とにかく地域の教育文化の振興ってところを軸として運営されてきた應典院ですが、こういういろいろ混じり合う企画をやるとその軸があらためて際立ってくるのが面白いです。そしてそんなことが出来てしまうのは、應典院がやっぱり「お寺」だから出来ることなんだろうなぁと。

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