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「1000人で音楽をする日。」プロジェクトスタート

2010年07月09日 | 岩淵拓郎の仕事 | del.icio.usに追加 | はてなブックマークに追加 | livedoorクリップに追加

すでに動き始めているプロジェクトですが、千里の分ぱく記念公園に1000人集まってみんなで演奏会を開こうという、その名も「1000人で音楽をする日。」というプロジェクトがありまして、そのディレクターの1人を務めることになりました。

1000人で音楽をする日。ウェブサイト
1000人で音楽をする日。

月に1回千里の万博記念公園でワークショップを重ねていって、秋の演奏会には1000人を目指します。演目はフィリッピンの作曲家ホセ・マセダの「ウドロ・ウドロ」という楽曲で、これがまた30人から数千人の演奏者のためにつくられたというものすごいうスケール感。過去にフィリッピンをはじめ、インドネシア、ドイツ、日本各地でも演奏されたことがあるそうですが、これがまぁなんというか実際やってみないとまるで実態が掴めないような曲だったりして、ならばとりあえず僕らもやってみるか的な感じでスタートしてみました。

マセダはアジア音楽の研究者としても活躍した人で、西洋の音楽の成り立ちとはまったく違う、アジア特有の音楽のあり方を作曲に落とし込んだものが「ウドロ・ウドロ」だとのこと。で、たぶんそういうところからの話として、使う楽器が木の棒だったり竹だったり、それから基本的に音楽に関する特別な訓練を受けていない「民衆」によって演奏されることが前提となっていたりします……とはいえ1975年の作品なので、思想的なマッピングもきっとずいぶん変わっていたりして、そのあたりをどう考え直すかもポイントになるのかなと思っています。

ちなみに主催はみんぱく友の会を運営する(財)千里文化財団。ディレクションは全体の統括をインド音楽家の中川博志さん、主に音楽面のディレクションはビッグビッグバンドの小島剛さん、空間と身体の担当を舞踊家の佐久間新さん、広報とかネットの工作員的な役割として僕みたいなかんじで、期せずしてアクトコウベ関係のメンツが集った感じです。

とりあえずウェブやmixiやらtwitterやらいろいろ立ち上げましたんで、どうぞご覧ください。でもって「ちょっと面白いかも?」と感じた人はワークショップ参加してください。一番近いところでは今週末の7月11日、今回の目標人数は100人!!!!

「1000人で音楽をする日。」ワークショップ
「100人で音楽を練習する日。」

日 時:2010年7月11日 14:00〜
会 場:国立民族学博物館 特別展示館 地階ピロティー
参加費:無料(万博公園側からこられる方は入園料が必要です)

転載元:1000人で音楽をする日。


ホセ・マセダ
B000AQDHKE

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