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岩淵「20日まで『ビデオ・ランデブー』やってます」

1月10〜20日まで大阪近美心斎橋展示室で開催される映像展「ビデオ・ランデブー:映像の現在」に参加しています。かなり不思議な展覧会なので、興味のある方はぜひおこしください。夜は19:00まで、無料。

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ビデオ・ランデブー:映像の現在

日時:1/10 (木) - 20 (日)
   11:00 - 19:00 *入館は18:30まで/会期中無休 
場所:大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室
入場:無料

出展作家・ トーカー:谷川俊太郎/Johan Grimonprez/Charlotte Leouzon/イルコモンズ/豊嶋康子/亀井文夫/Liselotte Wajstedt/Dee Dee Halleck/エリザベス・コールと小沢健二/岩淵拓郎/中村友紀/粉川哲夫/Pascal Beausse

解説:19世紀末リュミエール兄弟によって発明された映像(映画)は、以後各地の人々の生活を記録し続けています。20世紀は映画、テレビ、ホームビデオといった映像技術が誕生・発達し、人々の生活に映像メディアが普及した世紀といえます。その結果、映像に関するさまざまな文化が生まれ、芸術分野でも実験映画やビデオアートなどが創り出されました。また、高速化した交通機関や電波・通信技術により遠く離れたところへもたらされる映像は、戦争さえお茶の間に生中継するなど、視覚的に「地球を小さくした」といえます。その後1990年代から現在にかけてのデジタル技術・通信技術の飛躍的な進歩により、映像メディア・映像文化は、そのあり方自体が大きく変化しつつあるといえます。
現在は映像が無尽蔵に、そして猛スピードで人類と世界を飲み込んでいく時代とも言えるでしょう。そうした中で私たちは、想像をはるかに越える映像の洪水という現実に一方的・無意識的に流され飲み込まれるのではなく、それを自覚的に読み解き、上手に付き合い、自らのものとして使いこなす必要に迫られているともいえます。本展覧会は、このような映像メディア・映像文化の発展・変化をふまえ、その可能性を探る視点から企画されています。膨大な映像の集積とその収集・再編集による創造的活動の可能性や、映像メディアの双方向化・スモールメディア化などに注目し、いわゆるビデオアート・メディアアートに加えて、記録映像やワークショップの成果物など、広く映像文化にかかわる作品を展示します。

お問い合わせ:大阪市立近代美術館建設準備室
TEL: 06-6615-0654(土日祝を除く9:00-17:30)/FAX 06-6615-0699

投稿者 岩淵拓郎 (2008年01月20日) | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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