takuro iwabuchi directory > 活動記録 (2006)

2006/11/3〜
神戸CAP HOUSEでインスタレーション展示
「僕たちはきっとわかりあえるし、わかってほしいなんて思っていない」

神戸CAP HOUSEにて、10月に大阪でおこなった個展「言葉のある風景:應典院」の作品の一部を移設、新しいインスタレーション作品として展示しています。個展を見られた方も見れなかった方も是非ご覧ください。展示期間は未定ですが、たぶん年内くらいはやってると思います。

期間:期間未定
会場:CAP HOUSE(神戸)
料金:無料

2006/10/6 (fri)
應典院トークイベント 2/2
「言葉のある風景、もしくは風景にある言葉」
《建築》と《町遊び》の視点から考える言葉と風景の関係
ゲスト:平田隆行(建築研究者)+慈 憲一(ナディスト)

應典院セッショントーク2日目は、2人のユニークな建築家をお招きします。テーマはずばり「言葉と風景」。風景の中で言葉がどのような機能を果たすか、また言葉はどんな風景を作りうるか。まさに今回の展覧会にうってつけのスペシャルなトークです。

時間:19:00〜
会場:浄土宗應典院
   大阪市営地下鉄「谷町九丁目」「日本橋」下車
料金:参加費1000円(1ドリンクつき)

《平田隆行プロフィール》
http://archi.sys.wakayama-u.ac.jp/~hira/
神戸大学工学部建築学科重村研究室、TeamZoo いるか設計集団を経て、和歌山大学システム工学部環境システム学科・建築設計研究室助手。海外住居集落研究(フィリピン・カリンガ族)の研究、学校建築(小中学校)の計画・設計が専門。06年8月に「岩淵拓郎/言葉のある風景:和歌の浦」を企画。

《慈 憲一プロフィール》
http://www.mag2.com/m/0000009510.html
神戸市灘区生まれ。六甲技研代表。地域倒錯型お楽しみ系超ローカルメールマガジン「naddist【灘区冒険手帳】」発行人。大学時代から灘を離れそのまま就職するも震災を機に帰灘。その後「灘愛」を基本原理とする地下活動セクト[naddism Edit.]設立し、メルマガを軸に各種灘イベント・灘ツアーを開催。04年には「岩淵拓郎/灘駅で本を読む日。」を共催。

2006/10/5 (Thu)
應典院トークイベント 1/2
「そこにある言葉、誰かにとどく言葉」
ゲスト:上田假奈代(詩人)

應典院セッショントーク1日目は、詩人の上田假奈代さんをお迎えして、言葉を使った表現の可能性にせまります。共に立ち位置の異なる2人がどのような視点から言葉を考えているか、そんなことがお話しできればなと思います。

時間:19:00〜
会場:浄土宗應典院
   大阪市営地下鉄「谷町九丁目」「日本橋」下車
参加費:1000円(1ドリンクつき)

《上田假奈代プロフィール》
http://www.kanayo-net.com
闘う詩人・詩業家。3歳から詩作をはじめ、1986年から独学で朗読をはじめる。1992年から、さまざまなイベントやワークショップを手がける。視覚障害者、こども、高齢者、中高生、社会人対象のワークショップを行なう。トイレ連込み朗読や寝ころがし朗読、異ジャンルとのコラボレーションも数おおく、独自のリーディングスタイルを展開。生きる仕事シリーズ(さまざまな職業の人にインタビューや対談を行なう)、ぽえ茶会、ホームレス問題など、詩人として社会とかかわる活動を展開している。特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋代表。

2006/10/1〜31
今年の個展はお寺です
「言葉のある風景:應典院」

http://www.mediapicnic.com/outenin/

今年の個展が決定しました。大阪市天王寺区にある應典院というお寺が会場となります。また大阪市の現代芸術創造事業として、財団法人大阪都市協会の主催事業となります。昨年の「STORE」のように作品の販売は出来ないんですが、その代わりに会場全体を使ったかなり大規模な展示となる予定です。

開場:浄土宗應典院
   大阪市営地下鉄「谷町九丁目」「日本橋」下車
時間:11:00〜19:00 入場無料
企画:應典院寺町倶楽部
主催:財団法人 大阪都市協会(大阪市現代芸術創造事業)

《解説》
岩淵拓郎は、雑誌や新聞での執筆・編集をはじめ、ウェブやパーソナルメディアによる情報発信の実験・実践を行いながら、文字とその意味をモチーフとした作品づくりを中心に、一貫して言葉に関心を向け続けている作家である。世界を理解するために必要な言葉。美術館や博物館で見られるキャプションは展示品を説明するために設置され、そのものとそのものの意味を見る人に理解させるツールとして使用される。「世界を変えるのは簡単。ただ、そこに言葉を置くだけ。」まるでキャプション然としている岩淵の作品の数々は、設置される場所との出会いによって、ものと意味との関係や、言葉を前提とした世界の理解とは何かを見る人に投げかける。應典院という場所には、1997年の再建にあたって「どこに転がるのか風まかせではなく、新しい都市の文化装置というテーマを実現していく」という願いが込められている。神戸・CAP HOUSEをはじめ、各所で行われてきた岩淵による言葉の力への訴求が、應典院における場所の力とどのように共鳴していくのか。言うまでもなく、共鳴を成り立たせるのは見る人による言葉と場所への関わりであろう。目の前にひろがるながめ、この世界を、言葉によって見つめなおす契機となれば幸いである。(應典院寺町倶楽部)

2006/9/15〜30
和歌の浦プロジェクトのテレビ番組が完成
「言葉のある風景〜和歌の浦」

8月に和歌山大学とメディアピクニックの共催で行なわれたアートプロジェクト「言葉のある風景:和歌の浦」のドキュメンタリー番組を映像作家の山本知歩さんが制作してくれました。10月15日〜31日の期間、大阪市内を中心に放送されているケーブルテレビチャンネル・ケーブルウエストの「コネクタレレビ」という枠で放送です。よろしければご覧下さい。

<放送期間>
2006年9月15〜30日

<放送チャンネル/放送エリア/放送時間>
*放送チャンネル
ケーブルウエスト[コミュニティチャンネル(無料放送)]
*放送エリア
大阪セントラル局:大阪市旭区、城東区、鶴見区、都島区、
東成区、東淀川区、淀川区、中央区、北区(一部)
*放送時間
月曜日:10時30分〜、19時15分〜/火曜日:10時45分〜、19時30分〜
水曜日:11時30分〜、19時45分〜/木曜日:12時〜、19時〜
金曜日:12時15分〜、21時15分〜/土曜日:12時30分〜、21時〜
日曜日:12時45分〜、20時45分〜
*ケーブルウエストに関する詳細は、下記サイトにてご覧ください。
http://www.cablewest.co.jp/osakacentral/com/index.html

2006/9/2・3
缶バッヂは世界を繋ぐ?
森ノ宮プラネットで「顔バッヂプロジェクト」

今年のはじめにワークショップをやらせてもらった森ノ宮プラネットステーションで、年に1度のお祭り「プラネットフェスティバル」が開催。それにあわせて岩淵も缶バッヂで来場者同士のコミュニケーションを喚起させる実験プロジェクト、その名も「顔バッジプロジェクト」を行います。内容は来てのオタノシミ!

日  時:9月2日 13:00〜21:00
     9月3日 13:00〜20:00
問い合せ:プラネット・ステーション

2006/8/20
かつて名勝と呼ばれた風景に
言葉を通してもう一度向き合ってみるアートプロジェクト
「言葉のある風景〜和歌の浦」
http://www.mediapicnic.com/wakanoura/

かつて天橋立とならび名勝と呼ばれた和歌山・和歌の浦。現在その風景は、一見どこにでもありそうな《地方》の風景に見えます。もはや和歌の浦を名勝と呼ぶ人はいません。しかしそこには長い歴史や人々の暮らしが確かに刻まれていて、今もなお生き続けています。和歌浦景観アートプロジェクト『言葉のある風景〜和歌の浦』は、そんな和歌の浦の風景にアートという視点から今一度向き合ってみようとする試みです。

日  時:8月20日 9:00〜17:00
参加費 :無料
会  場:和歌山・和歌浦布引周辺
内  容:バルーンによる「布引の松」の再現(9:00〜18:00 / 布引の松跡)
     作品展示とワークショップ(10:00〜17:00 / 和歌浦周辺一帯)
     作家プレゼンと景観レクチャー(13:30〜15:00 / 和歌浦アートキューブ)
主  催:和歌山大学建築設計ゼミ×メディアピクニック
協  力:NPO和歌の浦フォーラム
問い合せ:和歌山大学システム工学部環境システム学科

2006/7/30
カモ〜ン!ロックな夏 2006!
第6回 C.A.P. アート林間学校プログラム
「熱血!エアギター部 特訓編」

エアギブ2006!あの伝説の部活動が今年も林間学校を熱くする! 今回は特別指導にエアギタリスト・野田真悟さんを招き、基礎体力とテクニックの向上を目指します。現在、新入部員募集中。見えないギターをかき鳴らせば、君も今日からエアギタリスト。燃やせ、ロック魂!

日 時:7月30日(日)15:00〜18:00
担 当:指導:野田真悟(エアギタリスト)/部長:岩淵拓郎(美術家)
会 場:CAP HOUSE(神戸)
対 象:音楽に興味のある人
定 員:15名
持ち物:好きなバンドのCD、ビデオ、衣装、小道具 など
受講料:講座登録料1,000円(初回のみ・保険料含む)+1000円

2006/3/6 (mon)
今度は紹介作家で参加します
新世界ココルーム「Creation goes on」

http://www.kanayo-net.com/cocoroom/Creation/

時間:19:00〜
会場:ココルーム(新世界)
料金:参加費500円 + 1ドリンク代

ココルームの大和川レコードこと阿佐田亘が主催する自由参加型プレゼンテーションイベント「Creation goes on」。ちょうど1年前の第一回にも参加しましたが、こんどは招待作家として参加させてもらいます。内容はちょっとまだ分かりませんが、できれば作家以外の仕事も少し紹介できればいいなと思っています。また僕以外にも現代美術をはじめ音楽や映像など多ジャンルの作家が参加予定とのこと。お時間のある方はぜひお越し下さい。

2006/3/3・4・5・10・11・12
最初で最後の赤レンガ倉庫
「気配をけして piano, piano:
  87名の静かなレッスン。レンガ倉庫にて。」
http://www.arts-center.gr.jp/

時間:19:00〜20:00
会場:築港赤レンガ倉庫(大阪)
時間: 14:00-20:00
主催:大阪市/(財)大阪都市協会
企画:NPO法人大阪アーツアポリア

参加作家: AnN-shitsu、青山勝、東岳志、池内美絵、井澤知子、井須圭太郎、市居啓子、渭東節江、今村源、岩渕拓郎、岩村原太、上杉晴香、上田のぞ美、内田ユッキ、梅田哲也、N-mark、大西康明、小川しゅん一、Atopia Projects、甲斐賢治、加須屋明子、勝田真由、河上隆昭、川端嘉人、河村美雪、木坂葵、木沢和子、北辻稔、日下部一司、黒木康平、黒田武志、小勝禮子、小島剛、小森福見、小山田徹、さいとうあずさ、斉藤知、サカイヒロト、佐藤実、塩田訓子、清水克久、志水児王、下薗英樹、白井廣美、杉原秀樹、鈴木昭男、関口時正、赤電二月、園田純子、田岡和也、田尻麻里子、建畠晢、谷森ゆかり、たんぽぽの家、津郷峰雪、つかもとやすこ、中澤昌代、中西美穂、中山和也、西永昌代、西村絵美、Haco、林弘幸、Pierre Giner+徳山由香、福重明子、古川誠、古久保守、細馬宏通、細谷知子、松井智惠、松本茂章、松本尚、真部剛一+藤本仰一、馬渕崇司、三嶽伊紗、宮本博史、村上直子、室千草、森口ゆたか+まどか、安武聡太、大和川レコード、山本雅史、Yangjah、YukoNexus6、吉村昌子、Luca Mancione、済陽大介(50音順)

本年3月末をもってその活動を終える築港赤レンガ倉庫で行われる展覧会に参加。今回はいつものa piece of meaningに加え、新作のカレンダーシリーズから1作品を出展。展覧会全体としてもかなり見応えのあるものになると思います。会期の短い展覧会ですが、ぜひお越し下さい。

2006/1/22
+meets program ワークショップ
「1つと3つの○○○」
 〜 J・コスースに学ぶコンセプチュアル・アート入門
http://mic.e-osaka.ne.jp/pla-sta/ps-web/2005/mp/top.html

+meets program ワークショップ
「1つと3つの○○○」〜 J・コスースに学ぶコンセプチュアル・アート入門

時間:13:00〜
会場:大阪府立青少年会館
参加:+meets program参加者(一般の参加は出来ません)
講師:岩渕拓郎(美術家)

大阪市内の演劇をやっている高校生が参加するアートプログラム+meets program。その一環として行われるワークショップを担当することになりました。今回は現代美術、そのなかでもとりわけ難解だと思われているコンセプチュアル・アートを、実際にやってみることで理解していくという内容。ジョセフ・コスースの名作『1つと3つの○○○』に方法論を学び、目の前のものを視覚と概念の両方から捉えて作品化していきます。

2006/1/21〜2/12
アーティスト80人の年末年始
「From last to first 2005→2006
  〜 謹賀新年 アーティストの見たもの〜」
http://www.cap-kobe.com/

時間:19:00〜20:00
会場:CAP HOUSE(神戸)
時間:11:00〜20:00/火曜日休館
※1/21 18:00〜 新年会をかねたオープニングパーティー
料金:無料

参加作家:あがた森魚・赤松玉女・石原友明・井上想・今井康太・岩淵拓郎・Olivier HUARD・植松奎二・植松琢磨・上村亮太・潤井一壮・榎忠・大西正一・大原千尋・大山幸子・岡田一郎・金山直樹・嘉納浩樹・河崎晃一・岸本吉弘・木村健・清原健彦・倉智久美子・栗原正己・Ritva KOVALAINEN・坂田裕俊・峪田彩・Jean Pierre JULLIAN・JOE・新村和大・菅佐智子・杉山知子・Adrian SCRIVENER・Sannni SEPPO・たかいちとしふみ・高嶋清俊・高濱浩子・武田俊彦・Tama・塚脇淳・辻村マヤ・椿昇・Kirsi TIITTANEN・Sean TAYLOR・トーチカ・トヨダヒトシ・中尾さやか・中澤雅子・鳴海健二・西風麻紀子・西山美なコ・楡木令子・Hana★Joss・林敦子・林延子・原田祐馬・東野健一・樋口よう子・Hiros・藤本由紀夫・Christian BRAZIER・増井辰一郎・マスダマキコ・松井智恵・松本泰章・宮谷一款・森きくお・森下明彦・大和川レコード・山村幸則・Magali LATIL・Laurie LJUBOJEVIC・Brian Zichi LORENTZ・渡辺信子・渡辺りーな

2006年の最初はなんと総勢75名のアーティストによる写真展からスタート。これまでC.A.P.に関わってきた国内外のアーティストたちが年末年始の風景を写ルンですで撮影、それらを展示・販売(100円)します。ちなみに岩淵は29日〜1日の4日間で撮りきりました。テーマは「平面に四角のある風景(仮)」。カメラは未現像のままでの納品なのでどんなのが写ってるかは展示されるまで分かりません。おたのしみに。


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